Hola!
トレイニーハウスの洗濯機がくそです。くそです。
terribleを通り越してhorribleと言うべきでしょう。
三度の飯より洗濯が口癖の僕にとっては堪え難い現実です。
どれくらいくそかと言うと、洗濯後服を洗濯槽から引き上げようとするととてつもない重量感とともに水が滴り落ちます。これはぞうきんをバケツに入れて一切しぼらずに引き上げるのと同じ、いや、池に落ちたトイプードルを引き上げるのと全く同じ感覚と言っても過言ではないでしょう。
(参考)
トイプードルを引き上げた後、まずそれらを思いっきりしぼる作業に移ります。こんなに思いっきりしぼるのは、小学生の時に石廊下をぞうきんがけした時以来です。
通常の洗濯機であれば洗濯後は脱水がきちんとされており、服をパンパンする作業に入れるわけです。
しかし、なんてことだ。しぼらなければならない!二度手間というやつです。
モスコミュールを頼んだのにジントニックが来てもう一回頼まなきゃいけなくなるのと同じくらい面倒です。
完成したと思ったANをもう一度修正してもらうのと同じくらい面倒です。
そしておまけに、干した服にはなぜかハエがたかります。とくに汗臭いわけでもないのにこれでは果たしてきれいになっているのか、僕好みの石けんのにおいになっているのか否か定かではありません。
それでもこの洗濯機をつかってしまうのは、服を洗いたいという人間の欲望なのでしょうか。過去を洗い流して未来に向かいたいという人間の衝動なのでしょうか。それとも僕が単に洗濯好きだからでしょうか。
そんなことを考えていたさなか、昨晩強い雨が降りました。屋根のない開けた場所に洗濯物を干したばかりだったので、その瞬間僕はOh, shit!!!と心の中で叫びました。
しかし次の瞬間ピピッときました。
雨がいろいろと洗い流してくれて逆にきれいになるのではないか!
なんということでしょうか。ここにきて私は大自然の恵みを肌で感じたわけです。日本古来のアニミズムの境地へと達したわけです。感謝感激雨嵐の雨とはこういう意味だったのかとようやく気づきました。
ここまで来るのに20数年かかりました。感無量です。
とりあえず1か月間のエクアドルでの生活を要約するとこんな感じです。うそです。
元気にやっています。
どのくらい元気かというとそれは秘密ですが、きょうは特別に一部をお見せします。
(㊙︎)
ちなみに結論から言うと、雨にさらされた洗濯物にもハエがたかっていました。
しかしもう私は、ハエにまで愛される雨には何の文句も言えません。
そしてもうハエがたかる服を自分が着ようがかまいません。
ここにいるボランティア全員がハエ好みのにおいのする服を堂々と着ているのですから。
そんな感じです。
さようなら。
なぜ1回目のブログのトピックが洗濯なのかという突っ込みは、
受け付けます。
松下